平成22年度活動

・平成22年度 第1回勉強会  H22年7月17日(土)

7月17日 今年度1回目の勉強会をおこないました。
(1)クロスロード:阪神淡路大震災での事例を元に
「災害対応のジレンマ」をカードゲーム化した「クロスロード」を
2組に分かれおこないました。

ゲームの面白さとその問題にふくまれる課題で考えさせられることが多くありました。
中には我が事のような問題もあり解答も大変悩みました。
いつもより多くみんなと話し合いができよかったという意見もありました。

(2)災害時高齢者支援技術:団員の看護師とヘルパーの講義と実習で
我々にできる知識や支援技術を学びました。
講義では高齢者の特徴や、災害が高齢者に及ぼす影響など。

実技では (1)トランスファー(移動) (2)清潔 (3)リラクゼーションなど。
コップ一杯のお湯でホットタオルを作ったり、
段ボール箱を使って全員が足浴の実習を行いました。とても気持ちよかったです。

クロスロードでそれぞれの判断を話し合い 立ち上がりの介助 段ボール箱にポリ袋をかけて、足浴の準備
足浴のデモンストレーション みんなで足浴の実習中

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・八王子まつり花火大会応急救護活動  H22年7月31日(土)
7月31日(土)八王子花火大会で、救護活動をおこないました。
今年も救護所2カ所体制で活動しました。
今年は幸いなことに取り扱い傷病者数無しでした。
消防とも連携を取り協力して活動を進めることができました。

市民球場内に設置された救護所 花火の前に行われた「火のまつり」
陸上競技場に設置された救護所 打ち上げ花火

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東京臨海広域防災公園「そなエリア東京」見学  H22年10月2日(土)

10月2日、本年7月1日に開園した同公園を見学しました。

同園は首都圏災害発生時に
1,国・地方公共団体等の災害現地対策本部を設置、
2,自衛隊、消防、警察などの広域支援部隊等の部隊のベースキャンプ、
3,災害時医療の支援
の3つの働きをします。

300人収容の巨大なオペレーションルームや、建物の免震機能などを見学しました。
また、防災体験施設の目玉である直下地震発生後72時間の街の様子を体験しました。
被災した街並みは良くできておりDSの活用したクイズなど子ども連れにはよい施設でした。
公園広場は癌研有明病院に隣接し、ヘリポートや野営地が整備されていました。

公園(ヘリポート、野営地) オペレーションルーム

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埼玉県赤十字災害救援奉仕団訓練参加  H22年10月10日(日)
10月10日 近県奉仕団との顔の見える関係づくり、相互研鑽を目的に埼玉県支部にて
実施された同団の訓練に参加させていただきました。
神奈川県救護赤十字奉仕団からも1名の参加がありました。県内に災害が発生し、
ボランティアセンターを開設、医療救護班の支援を行う設定で訓練を実施しました。
d−ERU(国内型緊急対応ユニット)のエアテントを設営し、救護所開設、
救護班支援(傷病者搬送)訓練をおこないました。
エアテント展開など、なかなかできない訓練に参加でき有意義な1日でした。

d−ERUコンテナを降ろす エアテント展開中
傷病者搬送訓 エアテント内応急救護所

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